HEIWA 総合カタログ

138 取扱上の注意 ● ローラチェンの連結切離し等の作業(取付け・保守・点検)を行うときは以下の点にご注意ください。 注 意 ● 作業を行うときは必ず電源あるいは他の動力源を切り、不慮にスイッチが入らないように してください。 ● 作業に適した服装、適切な保護具(安全メガネ、安全靴等)を常に着用してください。 ● 労働安全衛生規則第二編第一章第一節一般基準を遵守してください。 注 意 ● 下記のような場合は、たるみ量hは2%程度が適当です。 1 垂直伝動あるいはそれに近い場合 2 中心距離が1m以上の場合 3 重荷重でしばしば起動する場合 4 正逆転する場合 5 振動、衝撃のかかる場合 6 減速比が 7:1 以上の場合 取付け 1. スプロケットの取付け ローラチェンの円滑な伝動を行うためにはスプロケットの取付けが正しく行われていなければなりません。 ス トの取付精度がチェンやスプロケットの寿命に大きく影響します。以下に一般的な使い方の場合 の取付芯出し方法と許容値を示します。(特殊な例は除きます。) ②スプロケットの芯出しと許容値 一対のスプロケットの歯側面部(機械加工部)にストレート エッジを当て、すきまaを許容値内に調整してください。 なお中心距離が長いときはピアノ線等で測定してくださ い。このときスプロケットを回転させてaの値にばらつきの ないことを確認してください。 2. ローラチェンの張り方 ローラチェンはベルト伝動と異なり基本的には初期張力は必要としません。適当なたるみ量hは条件にもよ りますが、一般的には中心距離ℓの4%程度です。 【芯出しの手順】 ①軸の平行度と許容値 図の を± に調整してください。 なお中心距離が短いときは、直定規(ストレートエッジ)で、 長いときは巻尺等で測定してください。 A-B L 1 300 ローラチェン、スプロケットの取扱い 軸間距離c(m) 許容値a(mm) c < 1 ± 1 1 ≦ c ≦ 10 ± c (mm) / 1000 c > 10 ± 10 スプロケットの芯出しの許容値 軸穴完成シリーズ 標準スプロケット チェンカップリングテンションスプロケット 平歯車・ ラックギヤー チ ェ ン サービス一覧 ユーザー情報 技 術 情 報

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